ススパロウリズムで、鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)、津曲(有田哲平)も交えて、そよ風ファンの資金をどう集めるかに関して会議を開いていました。
そこへ新作緑色のクロワッサンを持って恵子(小西真奈美)も現れ、会議に参加することになります。
津曲は投資家たちを集めてお披露目会を開こうと言います。
そんな簡単に人が集まるのかと不安がる律たちに、津曲は自分が大手広告会社にいた時の人脈をフルに使うと言います。
律たちには到底できない技ですよね。

つづいて恵子が、お披露目会への提案をします。
一杯シャンパンを用意したり、美味しいもの(といって自分のグリーンパンを進める気満々ですが)など軽い食事を用意し、会場もホテルではなく、このお一人様オフィスのカフェコーナーをおしゃれにあつらえて使えばいいと提案してくれるのです。
学校への郷愁と、扇風機の郷愁も重なる相乗効果が狙いです。

何気に津曲兄妹は策士ですよね。

そこで短編映画のような動画を流すのもいいという言葉に、鈴愛は涼次(間宮祥太朗)を思い出します。

こうして、光江(キムラ緑子)、麦(麻生祐未)、めあり(須藤理彩)を交えての、鈴愛と涼次の対談が出来る事と相成りました。
「半分はそよ風ファンのため、でももう半分はそろそろ許して、花野に涼次を合わせてあげたい」なんて気持ちが混じっているのかもしれませんね。

対面した鈴愛に。涼次は土下座をして、別れを切り出した日の事を謝ります。
鈴愛は冷静に「売れてよかったね」と言葉をかけました。

そして、涼次は自分から「出来る事なら何でもする」と言い、鈴愛に格安で動画撮影をする運びとなりました。

涼次がそよ風ファンのために作った動画は、とても素敵なものでした。
律はさすがだと感心します。
しかしその隣で鈴愛は複雑な顔つきです。
涼次に監督としての才能があった事を嬉しいような悔しいような気持ちが半々だというのです。

鈴愛も元は漫画家としてクリエーターの最前線にいましたからね。
しかし、自分には才能が無くて大きな実を為す事が出来なかった。
なのに自分を捨てた夫は、ちゃんと実を実らせて、育てています。

鈴愛は律に、「別れた夫を使って製作費を安くした、自分らしく転んでもタダでは起きない」と逞しげに、そして自分に対して皮肉気な言葉を口にしてしまいます。
律は優しく涼次を許せるタイミングが欲しかったんじゃないのかと言ってくれました。

鈴愛の複雑な悲しみを理解する律。
鈴愛は律がいるから悲しくないというのでした。

もう誰に遠慮することなく、鈴愛はマグマ大使の笛を吹いて、律はそれに応える事が出来るのでした。

ついに、お披露目会当日。
みんな正装して、来てくれた客人を精一杯もてなします。
涼次の映像を流しながら、そよ風ファンの魅力を伝えようとした時、揺れたのです。
会場が、東京がそして…
3月11日のことでした。