津曲(有田哲平)は自分の息子に、スパロウリズムでそよ風扇風機開発に携わっている事を嘯きますが、それを鈴愛(永野芽郁)に見られてしまいます。

したり顔の鈴愛に、息子に付いたウソがばれないかと動揺する津曲。
けれど鈴愛は丁寧に津曲の息子の挨拶をして、津曲の下で働いてますと自己紹介してくれました。
取り繕ってくれた鈴愛に、津曲はありがたがりました。
息子の作った動画を見ながら、鈴愛は「いい子じゃないですか」と言ってくれます。
学校に行っていない事をぼやく津曲に「どうにかなりますよ」と作った動画も褒めてくれました。
鈴愛のおおらかな対応にますます喜ぶ津曲に、鈴愛は相談を持ち掛けます。
さっきの対応や褒め言葉は取引の材料だったのかと津曲は驚きますが、鈴愛は扇風機を作ってくれそうな工場を紹介してほしいだけだと言いつくろいました。
生産ルートが決まっていないと銀行も話すら聞いてくれず、投資家も現れないようです。

なんとか埼玉の製作所を紹介されて訪れた鈴愛でしたが、やはり売れるか売れないかわからないものに、中々動いてくれません。
それどころか、渋るそこの社長にその息子が口を出してきて、親子げんかに鈴愛が巻き込まれてしまいます。

なかなかそう簡単に話は進みません。

律(佐藤健)も中々扇風機の開発が進みません。
工場や銀行を説得できる商品が未だ作れていない自分の不甲斐なさを、律は鈴愛に謝ります。

鈴愛は夫婦で手を取り合って頑張る様なものだと返しました。
夫婦じゃないのが少し悲しいなぁ。

現実はいつだってお金が食べ物で、夢を苦しめる事を二人は嫌と言うほど感じているようです。

何かを始めたいと言っていた晴(松雪泰子)が、どうやら弥一(谷原章介)が始めた写真教室に通い始めた様です。
和子(原田知世)が居なくなって、毎日を淡々とこなしていた弥一も何かを始めようと頑張っているんですね。
今や簡単に写真が撮れる時代。
ちょっとしたことでキレイな写真が撮れるようになるコツを、弥一は教えてくれていると、晴は嬉しそうに鈴愛に連絡していました。
ブッチャーの母親とも、その写真が縁で仲良くなったみたいです。
ひょんなことから、また新しい友達が出来たり、新しい事を始める事が出来たり、人生は面白いと晴さんは教えてくれました。

鈴愛は晴が強く生きてくれている事に安心を覚えます。
ただその晴に中々扇風機を届けられず、鈴愛は心苦しく感じていました。

花野に薦められてマグマ大使の笛を身に付けて、スパロウリズムを訪れると、律がどうやら徹夜して仮眠をとっていました。

やっと律が大切だと気づいた鈴愛は、扇風機のために身を削る律に愛しさが神上げ、その寝顔に近づきます。
しかし律が目を覚ましてしまいました。
さっと遠のく鈴愛でしたが、律は鈴愛の手を握り、毛布を上げて鈴愛に入ってくるかと問います。
後ろから抱きしめられるように並んで眠る2人。
互いの温かさを実感します。

身に付けてきた笛を吹き、律の名前を呼ぶ鈴愛。

顔を上げた鈴愛に、律も近づき、いつしか二人は唇を重ねるのでした。