隼也の出征に伴い、つばきさんと藤一郎を引き受けることになったてん、二人の到着を待ちながら、どこか落ち着きがありません。それはそうですよね、孫との初めての対面、緊張もするし楽しみで仕方ないはずです。

 

でもそれを周りに悟られまいと平然を装っている感じがかわいかったですね。もちろん、周りには完全にその気持ちが見透かされているのですが。

 

そしていざ対面した際はつばきさんは申し訳なさそうな顔、藤一郎は無垢な表情、そしててんはどことなく安堵感を感じさせる顔つきと、三者三様の心模様が現れていました。

 

つばきさんとしては悪いと思う気持ちがあるのは当然だと思いますが、藤一郎を抱えながら隼也と二人で一生懸命やってきたことは褒めるのに値する行いだと思いました。

 

てんももちろんそれをわかっているので、戦争という状況になった今、過去のことは水に流し、みんなで手と手を取り合って助け合いながら生きていくことを最優先に考えることにしたのだと思います。

 

そしてその流れで今日はてんの大きな告白がありました。それは自分も藤吉郎と駆け落ちで同然で家を出てきたということ。

 

だから隼也とつばきさんのことを責めるわけにもいかないと。この瞬間に過去のわだかまりは解け、みんなの笑顔は心からの笑顔になったような気がしました。

 

いろいろありましたが、これからはみんなで仲良く楽しく生活していくことが重要です。隼也の出征に伴い変化した「二つ」の北村家でした。

 

そして翌朝隼也は行きました。みんな待っているから早く帰ってきてね!と言って送り出したいと思いました。