今日も大きな大きな出来事がありました。なんと北村笑店が建物疎開の対象となり、出て行かなくてはならなくなったのです。

 

あまりの急な出来事に誰一人として受け入れることができていませんが、現実は残酷で少しの猶予も与えてくれず、ただ時は過ぎていき、その時がやってきてしまいました。

 

疎開している人、戦死した人など、北村笑店にはいろんな芸人さんの名札があります。その名札を一枚一枚外していくシーンは涙なしでは見られませんでした。

 

そして藤吉郎の写真を見つめながら謝る風太、言葉にできない悲しい気持ちになりました。風太はとても律儀で責任感の強い人になりましたね。ここから始まった北村笑店、本当にたくさんの思い出があります。

 

そんな思い出の地が突然、不本意になくなってしまうことは本当に悲しいことですが、所詮ハコは箱です。もちろんハコも大事ですが、もっと大事なのはそこにいる人たちだと思います。

 

みんながいれば、またどこでも「北村笑店」は始められます。今は悲しいと思いますが、北村スピリッツはそんなに簡単なことではなくなりません。

 

他にも幾つかの寄席が閉鎖になったようですが、思いがあればまたいくらでも新しく寄席を開けると信じています。

 

それからもう一つ、隼也への召集令状がてんの元に届きました。もう長い間ここには住んでいない隼也ですが、こういった場合どうなるのでしょうか。

 

令状を受け取った時のてんの表情がとてもお母さんで、離れていてもいつでも息子の心配をしているのだと強く感じ、とてもかわいそうに感じてしまいました。

 

今日のことはなかったことにできたらどれだけいいのだろうと思ってしまいます。