てん(葵わかな)は新たなスタァにリリコ(広瀬アリス)をと考えつきます。伊能(高橋一生)の会社に乗り込み、伊能にリリコを北村笑店にくださいと頭を下げていました。

 

映画では男も女も主役を張れますが、寄席の世界はまだまだ男のもの、そこに新たな笑いとして女性を起きたいと考えているようです。

 

リリコの決意も強く、伊能は今の映画の仕事を終わらせる事と、漫才師として成功したらもう一本映画に出る事を約束させるのでした。

 

てんは風太風太(濱田岳)に相談しようとしますが、彼は漫才大会の準備に大忙しで、リリコの話にはそんな簡単に漫才など出来るわけないと言うような態度です。

 

そこでトキ(徳永えり)とリリコの三人で、歌子(枝元萌)の店でリリコにどういった漫才を刺せるか、話合います。流行りの歌を取り入れて、流行歌漫才にしようとなりますが、楽器が出来て、リリコに見合ういい男となると中々浮かびません。

 

その話を後ろで聞いていたキース(大野拓朗)やアサリ(前野朋哉)、万丈目(藤井隆)は、漫才は口と頭で勝負するもの、漫才師に顔のいい男などいないだろうと言われてしまいます。

 

その上万丈目は、男がネタをやって、リリコは聞いているだけでいい、それが漫才の王道だと言ってしまう始末。それには歌子が怒り心頭で店から男衆を追い出してしまいました。

 

昔旦那と漫才をしていた得た子も、女がでしゃばるなとさんざん言われていたようです。この時代は本当に女性が社会で目立つことに、誰もいい顔をしませんね。しかし天たちは身内の女性たちを巻き込んで、女性漫才向けの作家を探そうと面接を始めていました。

 

風太や万丈目はそうそうそんな作家などいないと高をくくっているようです。たしかに笑いに見合う作家候補は中々たどり着かず、皆で腕を組んでいると、そこへ新聞記者をやっていた杉田楓(岡本玲)が現れるのでした。

 

新聞記者も男社会で、楓も苦労しているようです。藤吉とてんの助けになるならと、記者の仕事を辞める覚悟をしてきてくれました。

 

楓の作家への参加に最初万丈目は嫌味を口にしていましたが、てんやトキが面接に来た男性など、作家の卵たちを用意し、彼らを漫才大会に出場する漫才師に使うよう進言します。

 

風太と万丈目が履歴書を見る姿に、彼らは学のあるもの、面白そうなネタのあるものの男性に反応していて、てんたちの苦労が見えますね。

 

てんは北村笑店に文芸部を設置して、漫才師のネタを代わりに作る作家たちを集めていくことを提案し、そこの部長に万丈目を取り付けることで、彼の機嫌さえ上げさせていました。

 

伊能も女興行師として歩み始めたてんを頼もしいと言います。キースとアサリも漫才大会に出て自分たちの存在を盤石なものにしようと意気込み、みなが立場にとどまらず寝新しい風に乗って飛ぼうとしています。

 

リリコの漫才に、西洋の楽器を取り入れようと話が進みますが、相方地震が見つかりません。そんな折、トーキー映画の登場で、仕事を無くした無声映画の弁士や楽士たちの仕事を取り上げるなという集まりに、リリコはさえない眼鏡の青年・川上四郎(松尾諭)と出会います。

 

さて、リリコの相方さんとは…。